「ぼのぼの」の感想やレビュー

[著:がく(副管理人)]

「ぼのぼの」の感想やレビューです。
のんびりした気分にさせてくれるマンガです。

概要

ラッコである主人公”ぼのぼの”とその仲間が繰り広げる、
ほんわか系動物マンガです。

よく哲学と呼ばれる事も多いマンガで、Wikipediaの言葉を借りれば、
“不条理ギャグと哲学とほのぼのが融合した、独特の作風が特徴”。

個人的な解釈で言えば不条理ギャグ=シュールさであり、
他も「確かに。」と頷ける表現となっています。

登場人物、というか登場動物は様々な動物達で、
人間は一切登場しません。

また主人公の”ぼのぼの”以外はそれぞれ、
動物の名称がそのまま名前となっています。
シマリスくんであったりアライグマくんであったり。

読んでて感じられる、のんびりとした空気感が好きな作品です。

読んだきっかけ

実は記憶にある限り、確実に読んだのは1巻だけです。
おそらく2巻も目を通した事はあるとは思いますが・・・。

と言うのも、”ぼのぼの”との出会いは小学生時代にまで遡り、
祖父がどこからか拾ってきたものに、目を通したところから始まります。

それで1巻だけは確実に読んだのですが、
拾ってきたものだけにボロボロだったので、今は処分して手元にありません。

その後古本屋などで軽く他の巻を眺めた記憶はあります。

ただアニメ版なども見て、改めて面白い作品だと思い、
今再び目を通したいと思っているマンガの一つです。

良かった点

シュールさ、ほのぼの感、哲学っぽい部分の3つがそれぞれ、
“ぼのぼの”の特徴でもあり、面白かった点です。

シュールさ

基本的に絵面が非常にシュールで、
その不思議な間と空気感だけでじわじわ来るものがあります。

同じ構成、同じ絵の状態のものが数コマ続き、
台詞と汗の多さだけ変わったりと言った手法も多く使われています。

そういった見た目的なシュールさの演出に加えて、
同じ絵面が続くことで引き伸ばされた間が生み出すシュールさもあります。

加えて後述していく、哲学要素を含むような台詞
更にそれを際立たせていくといった感じです。

シュールさで覚えてる話で言えば、
我慢強さがウリの”ぼのぼの”のお父さんがカニに摘まれながらも我慢し、
耐えぬく事でカニに勝利する話ですね。

確か台詞は一切なく、カニがつまむ擬音と
それに耐えながら体を捻らせていく”ぼのぼの”のお父さんのみが
描かれていました。

その絵面が妙に可笑しかった記憶があります。

ほのぼの感

登場するのがすべて動物のみであり、
先ほど言ったようにゆったりした空気が流れる作品で、
ほのぼの出来るのもこのマンガのいいところです。

タイトルでもあり、主人公の名前である「ぼのぼの」
恐らく「ほのぼの」から来てるのでしょう。

“ぼのぼの”の友達シマリスくんの有名な台詞「いぢめる?」といった
台詞からも、のほほんとした空気感が伝わります。

主人公の”ぼのぼの”も非常におっとりしていますし、
読んでいる時に流れる空気感が心地良い作品です。

哲学っぽい部分

時折出てくる哲学っぽさも特徴ですね。

私が覚えている部分で言えば、
1巻で”ぼのぼの”が貝を割る為の石を探しに行く話で
こういった不思議な哲学が感じられました。

手頃な石が沢山ある入江にたどり着いた時に”ぼのぼの”がいう台詞、
「自分が好きな石ではなく、自分を好きな石を選びたい」

そしてどの石が自分が好きかを真剣に考える”ぼのぼの”

これは先ほどのシュールさにも繋がる話でしたが、
ちょっとした言葉遊びみたいな部分でもあり、
妙に考えこんでしまう時もあるので、哲学と呼ばれるのでしょう。

私は哲学なんてものを真面目に考えた事がないので、
哲学っぽさとしか表現出来ませんが、
確かにそういう風には感じられるのが不思議なところです。

悪かった点

そういう作風なので当然ではありますが、基本的に動きの乏しいマンガです。
私はそれはそれで好きですが。

特にアニメ版から入った人は
予想以上に動きがない事に驚く場合もあると思うので、
一応注意しておいた方がいいでしょう。

後は巻数が多い点も注意がいりますね。
現在で36巻まで続いています。

大型コミックに分類される大きさですし、揃えようとなると結構大変で。

私が読みたいと思いながらも、
結局手元にまだ置けてないのはこれが原因です。

ただ、1巻から順番に読まなくても楽しめる作風なので、
適当に買える巻から揃えていくのも悪くないかも知れませんね。

オススメしたい人

先ほどアニメ版に比べ、動きが少ないと書きましたが、
逆に言えばその動きの少なさから出てくるシュール感はマンガの方が強いです。

アニメの”ぼのぼの”を楽しんだ方であれば、
そういった点でまた、楽しめる作品になっているでしょう。

またのんびりとした作風、どこか癒される登場動物達が相まって、
疲れてる時などに読みたいと思う作品です。

仕事でイライラしている時や、
何か思い通りにならなくて躓いた時などに読むと
癒しを感じさせてくれるマンガだと思います。

総評

1巻とその他数巻を軽く読み、人から話を聞いた上で、
やはり面白いからそのうち集めたい作品ということで紹介しました。

特にぼのぼのくんのおっとりさと妙な思考、
シマリスくんのウザ可愛さなんかが読んでて癖になります。

シュールな空気感も私好みの作風で、
更にゆったりした雰囲気が癒しを与えてくれます。

いずれ手元に揃えたい作品の一つです

 

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