SLAM DUNK(スラムダンク)海南対陵南戦・桜木の特訓 15巻後半~17巻前半の感想やレビュー

[著:がく(副管理人)]

スラムダンクレビューその6、海南対陵南の試合と桜木の特訓です。
単行本における15巻後半~17巻前半までの内容となります。

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あらすじ

海南戦でラストに痛恨のパスミスをした桜木。
決勝リーグで一敗となった湘北はもう後がない。
桜木は負けの責任を取ってボーズ頭に。

安西先生は桜木の自信回復と課題の発見をする為に練習試合を提案。
桜木はそこで自分の課題を知り、ゴール下シュートの特訓を開始する。

そして決勝リーグでは湘北対武里の試合の後、海南対陵南の試合が始まる。
牧への対抗馬として仙道をPG(ポイントガード)に起用する陵南の田岡監督。

仙道の牧への挑戦が始まる・・・。

練習試合と桜木の特訓

練習試合

安西先生が図ったのは桜木の自信回復課題の明確化
次の試合までの僅かな間でも初心者の桜木なら
伸びる余地があると判断しての事でしょう。

自信回復に関しては大成功。
海南の牧や高砂、翔陽の花形らと渡り合ってきた桜木の成長を感じる瞬間です。
もう湘北の控え選手では歯がたたない程。

そして三井が桜木をマークする事で課題の明確化も成功します。

ここの三井がまたいいですね。
彼自身の後悔もあってか、チームに貢献しようとする姿勢が見えて。
桜木にきちんと課題を教えるようなディフェンスをする辺り流石。

ゴール下シュートの特訓

練習試合でゴール下のシュートという課題が見つかった桜木。
試合までの3日間だが、ゴール下のシュートの特訓が開始される。

今まで地味な基礎練習の多かった桜木にとってはシュートの練習は楽しく、
生き生きと練習する様スポーツの楽しさを思い出させてくれます

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生き生きと練習する桜木。こういう練習描写も実に素晴らしい。

また木暮が桜木のシュート特訓に付き合う姿も。
彼の地道に頑張っている姿勢、バスケを好きだと言う想い、
どれを取っても私は好きなキャラです。

湘北対武里戦

決勝リーグ、海南対陵南の試合前に行われる試合です。
桜木はゴール下のシュートの特訓をしていたせいで遅刻、試合には出れず。

試合自体は湘北の快勝、武里は決勝リーグには残ったものの
他の3チームに比べると力の差がどうしてもあります。
と言うか海南・陵南・湘北が化物みたいなものですし。

海南対陵南戦

そして始まる海南対陵南の試合。

陵南の田岡監督は牧に対抗する為、PGとして仙道を起用。
ディフェンスでも仙道を牧にボックスワンでつかせるなど、
とことん仙道を牧にぶつける作戦に。

謹慎処分で試合自体は初出場の福田も加え、
陵南は仙道のパスを起点に並に乗る陵南。
後半が始まっても海南に終始10点差以上つける勢いを見せつけます。

しかしそこは王者海南、このまま黙っているわけがなく。
清田の魚住の上からぶちかましたダンクをきっかけに巻き返します。
牧もエンジン全開でガンガン攻めてきます。

更にここで魚住がまさかの4ファウルからの審判への抗議で
テクニカルファウルをもらい、5ファウルで退場

魚住を欠く陵南は苦しい戦いを強いられるも、仙道が爆発。
牧と互角に渡り合い、両者の対決はさらにヒートアップ。

魚住を欠いた陵南が仙道に期待をよせるところでは
例の名台詞がありますが、それは後述します。

この試合はやはり牧と仙道の対決が熱いですね。
物語的にもかなり序盤から登場し、試合を揺るがす活躍をする仙道は流石。
王者として登場し、その名に恥じぬ活躍をする牧もお見事。

登場人物それぞれにあふれる魅力を余すところ無く発揮しているのも
スラムダンクの凄いところです。

いわゆる脇役であるチーム同士の試合が、
これだけ熱く面白いのもそこが何より大きいと私は思います。

名台詞・名シーン

『「それでも仙道なら・・・」「仙道ならきっと何とかしてくれる・・・!!」』
 「そういう目をしている・・・・・・!!」

(17巻序盤、魚住の退場した陵南が仙道を見る目を見て赤木の感想)

かなり有名な台詞でしょう。
色んなところで改変されたりして使われますね。
汎用性も高いですw

シーンとしては陵南の仙道に対する信頼・期待をうかがわせる部分です。
事実、彼は魚住の抜けたチームで牧と互角に勝負を繰り広げます。
飄々としていますが、その実力にチームの信頼は厚いですね。


牧にわざと追いつかせダンクを決める仙道と手を引く牧

(17巻前半、試合終了直前、2点差で海南リードの状況で)

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決めれば同点の速攻の状況で、
わざと追いつかせた仙道あえて手を出さなかった牧

仙道は魚住の居ないチームに限界を感じていて、延長に入ったら負けると想定。
あえて追いつかせてファールをもらいつつ、
バスケットカウントのフリースローで逆転するつもりだった。

その狙いを読んだ牧はあえてファールせずに決めさせる。
そして仙道が自分の地位まで登ってきた事を確信する。

まさに神奈川No.1の対決ですね。
あの状況で「わざと追いつかせる」なんて選択が取れる仙道の恐ろしさ。
それを読みあえて手を引く牧の思考の早さと勝つ為の選択。

こういった精神面もしっかり描いた熱い勝負がより展開を盛り上げてくれます。

インターハイの残りの椅子を賭けた最期の勝負

次はいよいよ湘北対陵南の試合です。
海南は武里に負けることはありえず、1位抜け確定。

一敗同士の湘北と陵南、勝った方が2位でIHへ出場出来ます。
安西先生が倒れたせいで不安要素の大きい湘北がどのような戦いを見せるのか。

約4巻分にも渡る熱戦が幕を開けます。

「陵南戦 17巻後半~21巻前半の感想やレビュー」はこちら

 

 

 

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