げんしけん 1巻の感想やレビュー

[著:がく(副管理人)]

げんしけん 1巻の感想やレビューです。
笹原くんのオタクライフが幕を開けます。

げんしけん1巻の表紙画像

概要

主人公は笹原完士という大学生。
彼は入学してから、オタク系のサークルに入ろうと決意。
そして、それが彼のオタクライフの幕開けとなるのでした。

といった感じで始まる、とあるオタクサークルを描いた物語です。

個人的一押しマンガ作品の第一巻は
笹原くんがオタクの道を進んでいく様が如実に描かれています。

オタク系サークルである現代視覚文化研究会、
通称「現視研」への入会に始まり、
秋葉原への進出、コミケへの参加などなど。

一方で一般人(非オタク)でありながら、
笹原くんの同級生でディープなオタクの高坂くんに惚れてしまった春日部さんの
茨の道もここから幕を開けます

高坂くんとは無事付き合うことになるものの、
それがむしろ彼女の受難の始まりとも言えますね。

更に現視研に所属する、斑目くんを始めとした3人の上級生を加え、
1巻から不思議な人間関係を上手く描いています

笹原くんのオタク道

1巻は彼がオタクデビューを果たした姿を描いた
と言っても差し支えない内容です。

既にある程度染まっている人も、その道に興味がある人も
読んでて面白い内容に仕上がっていると思います。

オタクデビュー

現視研への入会に始まる笹原くんのオタク道。
まずは彼がオタクとして溶けこむ覚悟を決めるところから描かれます。

今までは表に出してなかった趣味を表に出すこと
これはかなり力のいることなので、オタク趣味に限らず、
共感出来る部分が多いのではないでしょうか?

最初は現視研への入会を決めても上手く溶け込めない笹原くん。

しかし同級生の高坂くん宅へ遊びに行き、
彼の部屋(エロゲーなどが無造作に置いてある)に衝撃を受けます。
「俺に足りないのが覚悟だ」と。

そこで覚悟を決めたのか、自分からオタク趣味を露出
ここでは自分がエロゲーをプレイした事がないので、
やってるとこを見たいと言い出す事がそれに当たりますね。

この第一歩が見ていて不思議な共感を抱きます

ちなみに回りもオタクの人達ばかりなので、
快く受け入れてくれ、無事にこのサークルに溶け込んでいくことになります。

秋葉原へ

そうやってついに仲間入りを果たした笹原くんは
先輩達とオタク的イベントを満喫します。

まずは秋葉原訪問ですね。
同人ショップに訪れたりする姿が描かれます。

先輩に買い方を助言されたりしながらあれこれと選ぶ笹原くん。
微妙に照れてはいるものの、ある意味で凄く満喫しています

私も去年に秋葉原に初訪問したりしましたが、
確かにあそこの雰囲気はそういう気分にさせてくれます。

ここで読んでたものを後から現実で体験したのは面白かったですね。

コミックマーケットへ

またコミックマーケット、通称コミケへの参加も描かれます。
オタク的最大のイベントですね。

人の多さや行列などに圧倒される、コミケあるあるから始まり、
徐々に楽しみだす笹原くん。

げんしけん1巻、コミケを満喫する笹原くん
コミケを満喫する笹原くん。

私はこちらは未経験ですが、
やはり一度行ってみたいと読んでいると思わさる内容です。

また、秋葉原もコミケもオタク的な共感を生む内容に描かれています。
この世界に興味を抱いている人の妄想をくすぐる部分でもありますね。

茨の道を歩む春日部さん

一方でオタク系の趣味には一切興味もない春日部さんが
話のもう一つの柱として存在します。

げんしけんがただのオタク漫画で終わらない部分
既に1巻から出てきます。

彼女が重度のオタクである高坂くん(見た目はイケメン)と付き合い、
茨の道、すなわち彼とのギャップに苦しむ様は見ていて面白いところです。

また、1巻ではまだトゲトゲしい部分の多い彼女が現視研に出入りする中で、
徐々に変わっていく様もこのマンガの読みどころの一つですね。

ちなみに1巻での春日部さん一押しのシーンはやはりコミケの部分。

高坂くんに釣られてやってきたのでしょうが、
駅から出たところでオタクの大群に阻まれ、一歩も動けずに帰宅。

げんしけん1巻、駅から出て立ち尽くす春日部さん
駅から出て立ち尽くす春日部さん(手前の黒い影)。

健気ながら既にイバラの道の真っ只中にいることが見て取れます。

今回の斑目くん

そしてげんしけんを語る上で、外せないのが斑目くんです。

1巻ではまだまだ見せ場は少ないですが、
それでも現視研のメインメンバーとして存在感は既にあります。

まだまだ彼もトゲトゲしく、
典型的なオタクの一例といった様相での登場ですね。

個人的にはげんしけん的に一番注目の人物なので、
毎回彼については触れていこうと思います。

斑目くんここでは現視研の中でも
特に強烈な人物として描かれています。
その道にどっぷりでかつ毒舌

私はその語りっぷりに
妙な共感が生まれたりします。

そしてこの斑目くんが
どんどん変化していく様

上記の春日部さんと合わせて
げんしけんの面白いところです。

そこで生まれる人間模様にかなり引きこまれていきます。
1巻ではその変化前の2人を楽しめるとも言えますね。

オススメしたい人

アニメ・ゲーム・漫画好きなオタクな人に是非、というのは当然言えますが、
オタクじゃない人でも読んで楽しめる内容になっているかと。

1巻でこそ、笹原くんのオタクデビューが特にメインで描かれますが、
オタクと一般人だったりの人間関係が面白いマンガです。

大学特有の空気感もそこには存在しますし、
そういったものに興味があればオタク趣味じゃない人でも読んで楽しめます。

具体的に言えばもやしもん「のだめカンタービレ」といった
大学を舞台にしたマンガが好きな人だと楽しめるかと。

ただ、そうは言ってもオタクサークルの日常がメインではありますので、
オタク趣味はあんまり…という人には流石に向いてない作品かも知れません。

総評

まさにこの物語の序章と言った内容ですね。
笹原くんは1巻にして既に行くところまで行った感はありますが(笑)。

特に斑目くん、春日部さんのトゲのある感じが
今読み返すと面白いなと思わされる部分です。

また、コスプレが趣味の帰国子女、大野さんも1巻ラストに登場し、
序盤の現視研メンツがこれで揃います。

そこでも春日部さんのいい一面が見れたりと
細かい読みどころはまだまだありますね。

ある程度読み進めた後に読み返すと新しい発見がまたある
そんな最初の巻にも仕上がっています。

 

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